Welcom to 森のようちえん芽
ご挨拶
私たち森のようちえん芽は2015年夏に新宿区で活動を始めました。4年の経験を経て2019年4月に団体名称を「mana自然学校」へ変更し、9月には一般社団法人となりました。当園は、一般社団法人mana自然学校が運営母体の保育園「森のようちえん芽」として八王子市長沼町に拠点を移し、日常型森のようちえんをスタートしました。
長沼町との出会いは、2016年。月1回開催の遠足の活動場所として、通っていた長沼公園。四季を通して変わる森の景色や川の生き物、小動物や木ノ実、その森に子どもたちは目を輝かせ、森の営みに心を寄せて、遊びを深めていました。私たち大人も、心が安らぎ、解放され、子どもの様に目をキラキラさせていました。そして、時に地域の方々に声を掛けて頂き、お力添えを頂き、「自然豊かな温かい町」にじんわりと心惹かれてゆきました。そんな長沼町で森のようちえんを開園する運びとなり、心から嬉しく、現在毎日を実り豊かに過ごしています。この導かれる様な出逢いに心から感謝しています。
森のようちえん芽 園長 池田優(とと)
保育理念
あそぶとまなぶ
子どもは遊びを通して、沢山のことを学んでいます。自分一人の世界で遊ぶ時間も、友だちとおうちごっこをする時間も、やりたい事にチャレンジして失敗や成功を体験している時間も、大事なその子らしさを育てる時間です。子どもが、「今日は木登りしたい!」等、子どもの心が動いた瞬間や湧き溢れる感情に沢山出会い、感情を感じきって欲しいと思っています。その時間が豊かな感性をやその子らしさを育て、生きる力が身につきます。
自然と共に在る
日本には四季という豊かな自然の巡りがあります。私たちは、その巡りの中で暮らしていることを遊びや生活を通して身近に感じ、自然との付き合い方を学んでゆきます。長沼町周辺には、柿や栗、ムカゴやクレソン等の森の恵み、蛍やカブトムシ、カエルや蛇、小動物たちが住まう多様性豊かな森があります。豊かな恵みが四季を通して巡る森での生活の中で、自然の尊厳を学び、敬愛する心を育み、自分たちも自然の一部で在ることを、幼少期に感じることで命の本質を理解してゆきます。
共に育つ
仲間がいるからこそ湧き上がる感情やその姿を認め合う。子ども同士で、そして時には大人も共に関わる・話し合うまあるく優しい関係を築くことでありのまま居ていい居場所となり、自己肯定感や何かにチャレンジする原動力に繋がります。又、沢山の地域の方に見守られながら、子どもたちは育っています。家庭や園を飛び越えて、地域で子育ちをするという安心安全な場が、子どもの世界観を広げ、愛されているという原体験にも結びついてゆきます。
園の特色
夫婦運営方保育
保育内容を考え、実際の保育や、保護者の方々との話し合いや地域を含めた関係施設との連絡、会計処理等ほぼ全てのことを夫婦で運営。2人の絶妙なバランスで毎日悩みながらも楽しんで保育中。
少人数保育
一人一人の個性を伸ばし、生きる力を育てる為には「体験の質」を保証することが重要です。少人数制の保育環は、“温かみ(愛)が感じられる距離感”それは一人一人の心の体験に眼が届く距離でもあります。
多様なフィールド
高尾方面を主源流とする南浅川や、森林保全に力を入れ豊かな森が守られる里山、自然に負荷をなるべく掛けない様に努力されている農家さんの畑や田んぼ全てが保育環境です。季節・保育内容によってフィールドを決めています。
子育ち支援
週1日でも、0歳児でも、八王子在住でなくても「どもに森で遊んで欲しい!」と願うご家庭の為に、いくつか子育ち支援を行っています。単発組、おやこ組といった形でご家庭のニーズを支援しています。
医療アクセスが過酷な環境や災害などの状況でも「いのちをつなぐ」救急法、それが「野外・災害救急法」です。
カリキュラムはウィ ルダネス状況下(医療体系への引き継ぎや必要な処置を受けるまで に長時間を要する状況)で必要とされる評価と処置、また長時間に 及ぶ経過観察と看護、過酷な自然環境下での考え方などを体系的に まとめた内容です。座学を通じて頭で理論的に理解し、次い で実技を通じ体で覚える学習スタイルもその特徴の日本では新しい救急法です。
(一般社団法人ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン公式HPより)