Yくん「この葉にボタンがある」
トト「あ、本当だ!」
Yくん「このボタンを押すとどこかの花が咲くだ!」
こども発想って本当に不思議で面白い!
この発想や何かの発明(枝を遮断機に見立てたり、石を携帯に..)という経験を沢山して欲しいと思います。森の中は、自由に溢れていて、その子の好きな様に捉えて、遊びに取り入れることが出来ます。
こどもは、遊びの中で頭をフル回転させています。その遊びの中には、その子の暮らしが随所でみられます。
枝を遮断機に見立ててることも、家の近くにいつも渡っている踏切があるから
石を携帯に見立てるのも、お母さんお父さんが携帯を使っているのを見ているから
森の葉を野菜に、岩をまな板に、石を包丁に見立てるのも、お母さんのお料理する姿をじっと見ているから
子どもは遊びで今までの体験を表現しています。と同時に、その遊びに“その子らしさ”も表現されています。
その表現の中に、蓄えられているものは毎日の体験であり、暮らしです。子どもは(特に7歳まで)は、模倣することで、体験したことを表現し、その子らしさを育てています。その手本が目の前の大人であり、生活の一つ一つであると私は思います。
大人の発する言葉、話し方、所作、行動等。私は保育者なので保育者目線でお話すると、保育者である私たちが、子どもの模倣する手本であることを覚えておくことはとても大事なことだと思います。ということを、日々の子どもと接する中で時折、思い出し反省し(もうこれはいつもそう!)、学んでいます。
それでも、保育が面白い!楽しい!と感じる理由は、ここが大きいかもしれません。こどもを通して、自分を見つめることだったり、向き合うきっかけだったり。こどもたちと一緒にいると心を裸にされます。
「あなたはどう思うの?どう感じているの?」「本当にそうなの?」
より良い保育の場を創ってゆく為に、より良い(その人の本質的な)自分でいることはとても大事なことだと思います。こどもが“いまを生きている”のであれば、私たち大人も今を生きることで、自分を含めたその子の個性・本質を理解することにつながるのかもしれません。
話がずれてしまいました(笑)葉の裏のボタンを押したら、こんな話が引出されました(笑)
トト
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