この日前日の雨でいつもよりぬかるんだ田んぼで馬場さんは
「今日はぬかるんでるから大変だけど、泥遊びにはいいね!」なんてこぼして、子どもたちの姿をイメージしてました。
「うわー!汚れそう!」と言いながらも、楽しみにしていた稲刈り。何も言わなくても軍手や長靴を履いて集まってきた。ベテランは、裸足で待機する(笑)
そして、馬場さんから鎌や束ね方のレクチャーを真剣な目と耳で聞く。
ぬかるんだ田んぼに入って、稲刈りスタート!
初めてという子も、その鎌捌きが上手い!でも、足元もぬかるんで思うように進まない。
それで、子どもたちはすぐに「鎌止めるー!」って(笑)
でも、仕事はそれだけじゃないので、刈った稲を運ぶことに。この仕事めっちゃ張り切ってやっていました!「おりゃー!」「ほーれ!」なんて掛け声しながら次から次へ運んでゆく。
「2回も転んだー!あはは!」と言いながら、足もズボンもドロドロになった。長靴を履いてた子は、足を取られて長靴が抜けなくなった。よく見ると中もドロドロ(笑)もう意味がないので、裸足になる。にやにやしながら、「裸足になった!」って。
隣に流れる用水路で休憩。足を洗う。
「よし!キレイになったしまた運ぼう!」って、また汚れに田んぼに入る。そんなことを何度も繰り返して楽しんでいました。子どもって汚れることも、綺麗にすることも遊びの中で学んでいくんですね。
もう洋服はびしょびしょですよ(笑)
稲に隠れてた蛙も、稲刈りをするにつれて端っこに追いやられて、裸の田んぼに現れた。
「ここにいるよ」という大人の声にみんなが蛙のように飛びついていく。
束ねた稲をハザ掛ける。みんなはまた運ぶ仕事。
「こんなに持てるぞー!」「おりゃー!」意気込みがすごい。
そして、予想以上の仕事ぶりに早めに作業が終わった。そこには秋の風や陽の光に当たって気持ちよさそうに垂れる稲穂。日本の素晴らしい景色です。
力仕事の後のお弁当。稲穂とお弁当。風が気持ちいい。
「午後もやる気があったら、おいでね」
馬場さんは、午後も稲刈りの続きで次の田んぼへ。私たちも着いていくことに!
そこには、広い田んぼとハザ掛け景色が広がっていて。子どもたちも「えーこんなにあるのー!」ってびっくり。
午後の品種は丈が高い「銀」っていう品種でした。おいしょ!ってやるほど長くて、風で倒れる昔の品種で、収穫が大変。手刈り必須!
子どもたちは、午前中と違い稲刈りスイッチが入ってた。
「ここやるの?」「この刈ったやつどこに置く?」「一緒に手伝ってー!」
午後は少しだけ。それでも、稲刈りしつつ、おままごとしたり、田んぼかけっこしたり。
大満足な一日でした。稲刈りは後半戦らしく、まだまだ半分あるらしい。
また来たいね!新米食べたいね!って話しながら帰りました。
馬場さん今年も貴重な機会をありがとうございました!
トト
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