当園の入園には、体験会+入園説明会がセットでどちらもご参加頂いて入園となります。
その後、慣らし保育に入ってゆきますが、慣らし保育も各家庭で様々です。

一ヶ月掛けて、大人と1時間から2時間、お弁当まで、最後まで、そして1人でまた午前中から始めて...と段階を踏みながら、保護者の方と一緒に森に身体をを合わせてゆく子。
ある子は、全く慣らし無しで、初日からニコニコと(もちろん内心は緊張していると思うけど)当園して遊び始める事もあります。
今慣らし中のGくんは、根っこ組(親子クラス)で一年間一緒に森に出掛けた仲間。その流れのまま入園の慣らし保育に保護者の方と同伴で始まりました。

それも一つの慣らしの形。Gくんにとっては、根っこ組の時間が増えて、嬉しい!楽しい!し、そのまま仲間との関係や安心する場が広がってゆきます。そのうち大人から離れる時間が増え、子ども同士で過ごす様になります。そしたらひとり立ち。
それまでに大人も、子離れしなくてはなりません(笑)

見守る大人同士で、あれやこれや話をしながら、子どもの見方や関わり方を共有する時間も慣らし保育の醍醐味かなと感じています(全く関係ない話もしてますけどー笑)。
そのうち大人にも安心感が生まれ、信頼し合う関係性が育まれてゆく様な気がします。
子どもが、個から集団へ発達の段階を迎えた時、大人はその姿を嬉しくも寂しく感じます(ずっと見守ってきたんだから、そりゃ寂しいよ!)。
でも、そんな子どもを信じて見守り、背中を押すことが出来れば、子どもはその「個」を集団の中でも、その子らしく輝かせることができると思います。

型にハマった慣らし保育はありません。森のようちえん芽は、その家庭らしい段階を踏んで、安心を広げながら、森の楽しさや大変さ、愛を感じてもらいたいなと思っています。
そして、入園を希望されるご家庭に、「まずは、根っこ組からも良いですよ」なんて話しています。それは、大人にも森での「慣らし」の期間が必要で、その時間に自然の豊かさを感じて、自分らしさを解放して、誰かと話をしながら、子どもと自分のことと向き合うことが、結果目の前の「子ども」の為になるからです。
なんて言ってますが、ただ単純に「森楽しいよー!おいでー!」だったりなんかもして笑
まぁ、なんというか、当園に出会い入園を決めてくれたご家庭には感謝しかありませんし、これからも色々迷惑お掛けしますが、「楽」しく森時間を過ごせてゆけたらと思っています。
3月は、春休み。そして、新年度です。
色々と忙しい4月は、森のようちえん体験会はお休みです。次回体験会は5月末。
それまでに途中入園・新入園お考えの方、まずはお問い合わせ下さい。
トト
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