「何でそんなこともできないの?」
「さっきも言ったよね?」

↑自分の荷物(いつもより持っていきたいもの多め)を、どうしたら全部入れられるかの姿
例えば
着替えやお支度で、いつもできているのに出来ない日
何度言っても、そのことをやろうとしたい時
要は、同じことを繰り返し繰り返す
子どもは、日々新しい景色や出来事、目の前の大人の姿を観て、育っています。
同じ様な姿に見えて、少しずつ学び、成長しています。だとしたら、、
朝、身支度をする日があって、その次の日はしない、そのまた次の日も..でまたする日と、毎日沢山の学び、成長をしながら"その行動"が少しずつ、毎日できる様になってゆきます。
でも、それは大人の思う様な成長ではないかも知れません。
「着替えができる様になる」「ご飯を残さず食べられる様になる」「挨拶ができる様に...」
子どもは、そんなことを目標に生きていません。
“今、この瞬間”を生きています。そんな子どもに、〇〇をやりなさい、〇〇出来ないと...
なんて無理難題・ナンセンスです。でも、大人は子どもたちに生きる力を身につけて欲しいと誰もが思っています。で、あるならば、「信じて、待つ」のみ。
それぞれの好きなことも、体力も、成長スピードも違うのだから、その子らしく育つ中でその子自身が「必要だ!」とか「やりたい!」と思った(感じた)時が成長の機会です。その機会を見逃さず、大人が声を掛けたり、手助けしたりする。それまでは、ただ気長に信じて待つのみ。忍耐が必要です(笑)私も、日々グッと堪えたり、待てずに声をかけて「あちゃ〜」の連続です(笑)
それでも、信じて待っていたら、「へぇ〜」とか「おっ!」とかの場面に出会す時が必ずあります。その姿に出会ったときは嬉しかったり、驚きだったりします。
子どもの成長は、それぞれ違います。いろいろな教育方針や基準を「指針」にするのは良いですが、その子の基準はその子にしかありません。そのことはまた別の機会に書きたいと思います。

トト
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